「眠れない夜」なのか「夜は眠れない」なのか、実のところ本人もよくわからない。
眠れそうな気分で然るべき時間に布団に入ってみるのだが、なかなか頭が冴えていろんなことが頭の中を駆け巡る。その大半が不安から生じるものだが、今考えても仕方のないような内容のものである。実に仕様のない性分だと思う。
しまいには目を閉じていても瞼越しに車のライトを向けられたような眩しい光を感じることもある。これはこれで結構面白いのだが、こうなると眠れる要素はゼロだ。
しかしながら、眠れないものを無理に眠ろうとしてダラダラと時間を費やすのももったいなく感じてしまい、ついPCに向かってしまう。
眠剤も処方してもらっているけれど手を出したくない。逆に言えばいつでも服薬できる安心感もある。
眠れないことで命を落とすことはないだろうけれど、頭がおかしくなる可能性は大だ。いや、もうすでにおかしいのかも（笑）。
少しでも学ぶことに時間を使おうと思う。もちろんこの眠れない時間を。
今まで無為にしてきた時間の惜しさを残り少なくなってきている今実感している。
