たまには旅に出ようじゃないか
// ファンタジー //
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水島新司先生が亡くなられて少し経ちました

先生の漫画には夢がたくさん詰まっていましたね

「ドカベン」に登場するキャラはどれもユニークで
実際にはありえない能力者ばかり
特に殿馬の秘打などは漫画ならではのもの

だけどそれを否定する読者はいなかったし
先生が野球を冒涜しているなどと思う者も皆無
先生の野球愛と造詣の深さは誰もが認めるところ
特に「ルールブックの盲点の1点」の話は読者全員が唸った話だ

私見ではあるけれども先生の作品に限らず
漫画やアニメは「ファンタジー」のひとつであると考えている

何を今更当たり前なことをと思われるかも知れないが
先日呪術廻戦について作者の呪術に関する解釈がおかしいという意見を見た

意見はそれぞれあっても良いけれども
呪術廻戦の作品自体を否定する内容も併せていた

とても悲しく感じた

鬼滅の刃も私自身愛する作品だが
昨今人命を軽視する風潮について
一方的にゲームやアニメのせいであるという人もいるようで
そうか?と思う

ファンタジーを見て楽しく感じる人
影響を受けてその世界に憧れる人

それで良いじゃないの

細かいことを言い出したらかつての刑事物のTVなど
刑事や警察官が拳銃やショットガンを打ちまくっていたし
本物の麻薬かどうかの判断を自身の舌で舐めて確認してたじゃないか(笑)

ファンタジーってそういうものじゃないのかな

非現実的なもの
こうだったらいいな
こんなことが本当にあったらいいな
こんなことがあったら面白い

「そんな訳ないやんか!」という
それを物語にしてくれているのが各々の作者
ありがたい話ではないか

多面的に物事を見られることは大切なことだと思うし
それが「現実」と「非現実」の見極めができるための力になる

とりわけ最近の風潮に感じられる「何かのせいにする」という
悪癖は無くすべきじゃないのかな

人間は生きている限り毎日が学びに満ちているのだからね

皆が素直にファンタジーを楽しめる世の中になれば良いと思う