立秋を過ぎてからが本当の暑さ。
紆余曲折、多くの人にたくさんのご迷惑をおかけしながら生きてきて、気がつけば55歳。
両親には本当に迷惑をかけてきました。そして子供達にも。
それでもこの日には顔を出してくれて一緒に過ごしてくれる子供たちがやはり愛おしい。とても寂しい思いをさせているのにね。父親には一切愚痴も言わずに会いにきてくれる。この子たちは目一杯幸せになってほしいと願わずにはいられない。
若い頃から自分の人生は55年だと考えていた。実際にその年齢になって、今日が1日目。来年の今日になるまでの間、何をして、考えて過ごせば良いのだろう。不思議な感覚だ。これが予知ならその日はいつなのか、覚悟をしておかなければならないのだろうか。少なくとも「自分の終わり方」を考えておかなければならないのだろう。
事あるごとに、周りの人たちにこんな質問をしてみたことがある。
「自分の余命があと2日だと分かった時、その48時間をいかに過ごすか?」
1日だと何もしませんと答える人が出てくるだろう。3日だと準備する時間の余裕が出来る。7日だと考える時間があり過ぎて悲観し過ぎはしないだろうか。だから48時間。まだ自分の中では明確な答えが出せていない。ともあれ大切な人とじっくりと過ごしたいとは切に思う。
あなたを大切だと思っています。
そう言う気持ちをしっかりと刻んでおける48時間にしたい。
55年目をお与えくださった事に心から感謝を。